2017年11月18日(土)

富士山一望、西新宿に日本最高60階建てのタワマン
三菱地所レジデンスが公開

住建・不動産
2017/10/23 17:08
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 三菱地所レジデンスは23日、日本最高階数となる60階建てのタワーマンション「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」(東京・新宿、総戸数953戸)を公開した。44階のバーからは富士山を一望できる。販売価格は3198万~3億5千万円で、一般に売り出した777戸は既に完売した。

60階建てのマンションは日本で最高階数となる(ザ・パークハウス西新宿タワー60の外観)

60階建てのマンションは日本で最高階数となる(ザ・パークハウス西新宿タワー60の外観)

 西新宿タワー60の高さ208.9メートルは東京都内で最高。日本でも「The Kitahama(ザ・キタハマ)」(大阪市)に次ぐ水準だ。

 木をふんだんに使った共用施設、災害時の防災拠点としての役割も担う広場も設けた。老朽化した暗い木造住宅が密集した地域だったエリアを再開発する構想から25年。10月31日に入居者への引き渡しが始まる。

 15年2月に販売を開始し、同年11月に事業協力者住戸を除く777戸が完売した。住戸面積は33.9平方メートルから156.9平方メートル、間取りはワンルームから3LDKをそろえる。

 44階には約130平方メートルの広さのビューラウンジ&バー「SKY(スカイ)」があり、酒や軽食などを楽しめる。窓は大きく、開放感がある。同じ階には和室、洋室の2タイプのゲストルームも設け、この部屋からも眺望は抜群だ。

 共用施設では、東京おもちゃ美術館の監修による約280平方メートルの交流スペース「ENGAWA(エンガワ)」を整備。室内に和室や土間スペース、木製おもちゃを用意したキッズルームの「木育ひろば」を整えた。ミーティングルームや読者や仕事の場として使える「クリエイティブスペース」と共にスギやヒノキを多用し、室内には木の香りが漂う。

44階のバーからは富士山などが一望できる

44階のバーからは富士山などが一望できる

 敷地内には約1900平方メートルの広場「結いの森」を整備し、周辺住民の憩いの場として開放するほか、災害時には帰宅困難者の支援や防災拠点としても役立てる。三菱地所レジデンスは、生物多様性保全の取り組みとして、住宅開発地などで地域になじみのある日本在来種の樹木を植栽する活動を進めており、結いの森でも同様の方針で植栽。17年8~9月には、20種以上の鳥やチョウが飛来しているのが確認できたという。

 西新宿タワー60の購入者は40代が30%、50代が25%、30代が20%で、世帯別では2人家族が35%と最も多い。三菱地所レジデンスの脇英美社長は住宅開発について「アクティブシニアや共働き世帯、インバウンド(訪日外国人旅行客)の拡大によるセカンドハウス目的の外国人の需要など多様なニーズが求められている」と話す。

 タワーの建設地は従来、老朽化した木造住宅が密集した地域。1992年に有志による再開発の構想が始まり、03年に「西新宿5丁目中央北地区市街地再開発準備組合」が発足。14年3月に着工し、17年6月に完成した。

(加藤宏一)

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