2019年5月21日(火)

登山者、4千人超で富士山頂が混雑 分散呼び掛けへ

2017/10/22 21:00
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山梨県は22日までに、富士山の吉田口登山道の8合目で1日当たりの登山者が4千人を超えると、頂上付近で激しい混雑が発生するとの調査結果を明らかにした。来年3月までに登山者数の指標を設け、分散を呼び掛ける。

富士山の周辺自治体などでつくる「富士山世界文化遺産保存活用推進協議会」で発表。来年3月に開催する「富士山世界文化遺産協議会」で指標の承認を目指す。

県は2015~17年、登山者に貸し出した全地球測位システム(GPS)端末の位置情報やアンケートで、登山道の混雑状況を調査。静岡県側の登山道では、富士宮口で1日当たり2千人を超えると激しい混雑が発生し、須走口と御殿場口で混雑はなかった。

吉田口で4千人を超えた日は、今年7~9月に計4日間あり、9合目付近で午前4時~5時半ごろ、登山者同士がぶつかり合うほど混雑した。登山者数の指標は4千人以下を目指すが、指標を上回っても入山規制は行わない方針。

山梨、静岡両県は、18年12月までに国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出する保全状況の報告書に盛り込みたいとしている。〔共同〕

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