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マレーシア航空、新CEO内部昇格 再建急ぐ

【クアラルンプール=中野貴司】マレーシア航空の新最高経営責任者(CEO)にイザム・イスマイル最高執行責任者(COO)が昇格する人事が、20日固まった。イザム氏は同社に38年間勤務経験がある生え抜き。外部から採用したトップが2代続けて短期間で辞任した事態を受け、マレーシア航空は収拾を急ぐ。

マレーシア航空の親会社である国営投資会社カザナ・ナショナルが20日夜、新CEOの人事を発表した。マレーシア航空は同日、取締役会を開き、17日に辞任が明らかになったピーター・ベリュー前CEOの後任人事を協議していた。ひとまず新CEOは決まったが、同社の経営再建に向けた課題は山積しており、目標とする来年中の黒字転換のハードルは高い。

イザム氏はパイロット出身で、直近はCOOとして同社の再建に携わってきた。カザナは20日に発表した発表資料の中で、「イザム氏のCEO就任で再建計画の前進が確実になる」と強調した。イザム氏の就任はカザナ会長も兼務するナジブ首相の承認も得ているという。

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