米IBM「世界にネットで情報発信を」 山形市に

2017/10/21 2:00
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米IBMは20日、山形市の訪日外国人(インバウンド)集客策について提言をまとめた。「山形の優しい『人々』は海外客を呼び込むキラーコンテンツであり、出羽三山などの地域資源もある。東京・京都など大都市とは異なる魅力がある」と評価。個人客がインターネットで検索して旅行先を決める時代になっており「ネットで情報発信していく必要性がある」ことなどを市に伝えた。

山形市のインバウンドについて提言するIBMスタッフ(20日、山形市役所)

提言は、山形を初めて訪れたIBMの外国人スタッフ3人など計6人が3週間滞在して県内14カ所を回り、自治体など40人からヒアリングしながら検討。ネットでの情報発信に積極的に取り組む必要性や、県内に散在する観光地を結ぶストーリーをつくり一つの体験にパッケージ化することなどに着手すべきだとした。

印象に残った観光資源としては、心からおもてなしをする人々、おいしい料理、出羽三山、刀を体験できる居合道などをあげた。ただ観光地に英語表記がなく歴史的背景を知ることができないなど改善すべき点も指摘した。

市では「外国人の長期滞在で山形の観光資源が世界に通用することを確認できた。今後、戦略を練っていく」としている。

提言は、IBMが社会貢献事業として、都市の課題解決に向けて現地滞在して調査・提言する「IBMスマーター・シティーズ・チャレンジ」の一環。

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