2018年2月19日(月)

神戸製鋼の不正部品、東北新幹線の車両にも

2017/10/20 17:57
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 JR東日本は20日、神戸製鋼製アルミ部材を使った新幹線の一部部品の強度が、同社が求めていた日本工業規格(JIS)の基準の強度を約0.4%下回っていたことを明らかにした。JR東日本は「設計上の限界値に対して十分に余裕がある」として安全上に問題はないとする。ただ強度の基準を満たしていない一部の部品などについては順次交換する方針だ。

 不正なアルミ部材が使われていたのは、東北新幹線を走る「E5系」と「E6系」の台車を構成する「軸箱」など。過去10年分を調べたところ、JR東日本が求めていたJIS基準に比べ強度が約0.4%下回っていた。また、腐食などに伴う部品割れへの限界耐久性についてもJISに定める水準に約5%達していなかった。

 「車体」でも過去3年分を調べたところ、不正なアルミ部材が「E5系」と北陸新幹線で走る「E7系」の計9編成で使われていた。外板と内張りを一体化した「ダブルスキン」と呼ばれる車体構造の一部に不適合な製品が使われており、許容寸法にズレがあるものの、安全上に問題はないとしている。

(岩本圭剛)

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