2019年1月19日(土)

豪自動車生産消滅 米GM系ホールデンが生産終了

2017/10/20 23:00
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【シドニー=高橋香織】オーストラリアの自動車生産の歴史が幕を下ろした。20日、米ゼネラル・モーターズ(GM)系ホールデンが南オーストラリア州のエリザベス工場での生産を終了した。今月3日にはトヨタ自動車がビクトリア州のアルトナ工場を閉鎖しており、これで豪州で自動車を生産するメーカーは姿を消した。

1948年に生産を開始したホールデンは、ピーク時の2005年には15万3千台を生産し、中東や北米などへ輸出も行っていた。しかし、人件費の上昇や豪ドル高などで競争力を失い、生産継続を断念した。

すでに米フォード・モーターも2016年に生産を打ち切った。ターンブル首相は20日のラジオ番組で「一時代の終わりであり、悲しい日だ」と話した。

豪州の16年通年の新車販売台数は約117万8千台。その9割を自由貿易協定(FTA)を結んでいるタイや米国、日本などからの輸入車が占めている。今後は消費者の嗜好に合わせた販売競争が激化するのは確実で、ホールデンは「20年までに24車種を投入する」としている。

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