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2017年10月20日付

《日経産業新聞》

全文は日経産業新聞10月20日付に掲載しています。

米ツナミ、VRで部品組み立て研修

米仮想現実(VR)ベンチャーのTSUNAMI(ツナミ、カリフォルニア州)は日本の製造業向けにVRを活用して部品の組み立てなどの研修を支援するサービスを始める。VR用ヘッドマウントディスプレー(HMD)を装着すると、作業手順や設計図を左上や右下に映し出し、習熟していなくても作業を体験できる。国内外に分散する工場での研修が効率化できるとし、大手企業中心に販売する。

[デジタル面]


サイバーブル、電子看板にネット動画広告配信

サイバーエージェントの広告子会社、サイバーブル(東京・渋谷)はインターネットの動画広告を、小売店などに設置されているデジタルサイネージ(電子看板)に配信するサービスを始める。消費者の関心が高かった商品の動画広告を店頭でも流し、「ついで買い」などを誘う。配信期間中の店舗での販売実績なども測定し、メーカーの販促活動を支援する。

[デジタル面]


モフィリア、指先1つで静脈認証

指の静脈による生体認証技術を使ったセキュリティー装置を開発するモフィリア(東京・品川)。ソニー出身の天貝佐登史社長(63)が指静脈認証の技術にほれ込み、何とか事業化したいと2010年12月に独立した。指1本で本人確認できる手軽さが受けて中国や中東の銀行などで採用されており、新たな用途や販路の開拓を急いでいる。

[中小・ベンチャー面]


何でもつかむぞ万能ロボハンド 東北大、柔軟に変形

東北大学の多田隈建二郎准教授らは複雑な形をしたモノでも落とさずに持ち上げるロボットハンドを開発した。シリコーンゴムでできた円すい型で、モノの形状に合わせて形を変える。2層構造になったゴムの隙間に粉体が入っており、変形したまましっかりとモノをつかむ。配電盤の開け閉めやボタンを押す操作に成功した。災害現場や工場で働くロボット向けに2~3年後の実用化を目指す。

[先端技術面]


フジクラ、伸縮・曲げ自在な電子回路

フジクラは服などの形で身につけることを想定した電子回路部材を開発した。樹脂と銀ペーストを組み合わせた素材で、肘などの部分でも違和感なく使用できる伸縮性と、折り曲げに対する耐久性を備えた。ウエアラブル端末などでの利用を見込んでおり、2018年8月をめどに量産を始める計画。

[ものづくり面]

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