私たちはタダである   木皿 泉

2017/10/25 14:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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恋というものが、一番尊いと思っている年代の人たちがいる。それは七十年代に青春を過ごした人たちのことである。時代は、ラブ・アンド・ピースであった。

私もその年代に入るというのに、なぜか恋愛には懐疑的である。それは、私が徹底的にもてなかったということもあるが、当時、恋愛には商業的なものがついてまわって、お金と直結していたのが生理的に嫌だったのだと思う。

特に八十年代、女子の買うバレンタイン・デーのチ…

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