2017年12月16日(土)

パラジウム、高値圏 自動車触媒向け品薄感

2017/10/18 17:19
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 ガソリン車の排ガス触媒に使うパラジウム相場が高値圏で推移している。指標のニューヨーク市場の先物価格は日本時間18日夕の時点で1トロイオンス970ドル台後半で推移。同920ドル台だった10月上旬から6%急伸した。米国や中国で自動車販売が好調で、車触媒向け需要が堅調だ。

 9月の自動車販売台数は最大市場の米国や中国で前年同月を上回った。これまで落ち込みが目立った車の売れ行きが持ち直し、パラジウムの需要が一段と増えるとの思惑が広がった。米株の記録的な高値が続き、産業用途が多いパラジウムの買いを誘った面もある。

 ロシアや南アフリカの鉱山供給は不足感が強い。パラジウムの多くは同じ貴金属のプラチナの副産物。「プラチナ市況の低迷を受け、鉱山会社はなかなか増産できない」(マーケットエッジの小菅努代表)。品薄感が解消されず、今の高値が当面続くとの見方が多い。

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