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落胆隠せぬホンダ F1復帰3年目も結果残せず

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2017/10/22 6:30
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 ポイント獲得への期待はわずか10秒でついえた。自動車のF1シリーズ第16戦、日本グランプリ(GP、8日決勝)でマクラーレン・ホンダ勢はホンダのホームサーキットの鈴鹿で、9番手スタートのストフェル・バンドーンがスタート直後の2コーナーで他車と接触して最後尾まで後退。入賞のチャンスを失う。最後尾スタートとなったフェルナンド・アロンソ(スペイン)は着実な走りとレース戦略が功を奏して順位をあげたが、最終盤に追い付いた10位を走るウィリアムズのフェリペ・マッサ(ブラジル)を抜ききれない。結局、アロンソが11位、バンドーンが14位に終わった。

11位だったマクラーレン・ホンダのアロンソ。奥は14位のバンドーン=共同

11位だったマクラーレン・ホンダのアロンソ。奥は14位のバンドーン=共同

 ホンダにとってF1復帰3年目、マクラーレンと組んで挑む最後の母国GP。シンガポール、マレーシアと2戦連続でバンドーンが7位入賞を果たし、ある程度の手応えは感じていた。だから「いいリカバリーができた。ハードに戦った」というアロンソの健闘はあったものの、3年連続ノーポイントにチームは落胆を隠せない。ホンダの長谷川祐介F1総責任者は「重く受け止めなくてはいけない」と肩を落としていた。

車の総合力問われる鈴鹿

 鈴鹿のコースは東西に細長く、中間部分の立体交差を挟んで右回りと左回りが入れ替わる、世界的にも珍しい「8」の字型のレイアウト。高速、中速、低速のコーナーが絶妙なバランスで配置され、アップダウンもある。コース幅は狭く容易には抜けない。シャシー(車体)の空力性能、エンジンのパワーや信頼性、ドライバーの力、チーム戦略……。鈴鹿では車の総合力が問われることになる。

 7日の予選は順調に見えた。アロンソが2次予選(Q2)でトップから1.930秒差の10位につけ、バンドーンが僅差の11位。いまだトップ3(メルセデス、フェラーリ、レッドブル・タグ・ホイヤー)との差は大きいが、2番手グループで最上位だったフォース・インディアとは0.550秒差。6日のフリー走行後、アロンソの車がパワーユニット(PU)に不具合が発生して交換を余儀なくされ、ペナルティーを科されて最後尾スタートとなったのは痛かったが、バンドーンはポイントは狙える位置につけていた。長谷川氏も「望んだ結果ではないが、及第点」と話し、決勝に期待を寄せていたのだが。

1周目にバンドーンが事故に巻き込まれなければ…=共同

1周目にバンドーンが事故に巻き込まれなければ…=共同

 1周目にバンドーンが事故に巻き込まれなければ、アロンソがペナルティーを受けなければ……。仮定の話をしても意味はないが、レース中に見せた車の走りからするとポイント獲得の可能性は高かった。長谷川氏は「ウィリアムズより速かったし、ハースやルノーにも負けていなかった。十分にポイントが取れる力を見せたのはポジティブな面かなと思う」。

 とはいえ、結果に結びつかなかったのはマクラーレン・ホンダが総合力を欠いていたからだ。何より今季は入賞わずか5回でコンストラクターズ(製造者)ランキングは9位という結果がすべてを物語っている。長谷川氏も「レースは結果がすべて。本当は速かったというのは言い訳にならない」と厳しい表情で振り返る。

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