2019年8月24日(土)

バセドー病の再発、血液検査で予測 東京医歯大

2017/10/18 9:50
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甲状腺のホルモンが過剰に分泌されて起きるバセドー病で、治療後に再発しやすいかどうかを血液検査で予測する手法を開発したと東京医科歯科大などのチームが18日、米専門誌に発表した。バセドー病は再発率が高いことが問題とされており、投薬や手術など再発を防ぐための治療法を選ぶのに役立つ成果という。

バセドー病は喉の甲状腺が腫れるほか、どうきや発汗などが主な症状。女性に多く、再発したり治療中に薬の効きが悪くなったりする患者が20~75%を占める。

チームは再発を繰り返す患者の血液を調べ、白血球で特定の遺伝子の働きが増しているのを発見。群馬大病院などの患者約360人で、再発する人は同じ遺伝子が多く働いているのを確かめた。

ほかに55人の患者を最長10年間にわたり追跡したところ、この遺伝子の働きが少ない人の再発は5%だったのに対し、多く働く人は40%近くが再発した。この遺伝子の役割は不明だが、働き具合を調べれば、再発が予測できると判断した。

橋本貢士・東京医科歯科大准教授(内分泌学)は「再発しやすさが分かれば、効果的な治療法が選べる。若い女性患者などの生活設計に役立つだろう」と話している。〔共同〕

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