2019年5月23日(木)

埋め立て地の調停案を拒否 大田区議会委員会

2017/10/17 22:00
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東京湾の中央防波堤埋め立て地を巡り、東京都江東区と大田区が帰属を主張している問題で、大田区議会の総務財政委員会は17日、都が示した調停案を受け入れない議案を全会一致で可決した。近く本会議で正式に議決する見通し。区や区議会では司法判断を仰ぐため、訴訟を検討すべきだとの声があがっている。

都の自治紛争処理委員が16日に示した調停案は、埋め立て地の86.2%を江東区、13.8%を大田区に帰属させる内容。両区の議会の承諾がないと調停は成立しない。江東区側は受け入れる意向を示している。

大田区はノリ養殖で住民が生計を立てていた歴史などを訴えており、松原忠義区長は「(この内容では)受け入れられない」と調停案を拒否する議案を提出していた。17日の委員会では区議からも「著しく不合理な内容だ」との指摘が相次いだ。

委員会での議案可決を受け、区議会は区長に臨時会の招集を求めた。区長は請求から20日以内に招集することになる。

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