メルシャンのワイナリー 地元は観光に期待

2017/10/18 1:00
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ワイン大手メルシャンは17日、上田市と塩尻市に醸造所を建設すると発表した。製造工程の見学や試飲などができるため、両市は観光客の誘致に弾みが付くと期待を寄せている。

ワインブランド「シャトー・メルシャン」の醸造所として上田市に「椀子(まりこ)ワイナリー」、塩尻市に「桔梗ケ原ワイナリー」を新設する。場所は両市にあるメルシャンのワイン用ブドウ栽培地内を予定している。

椀子ワイナリーは2019年秋稼働で、720ミリリットルボトルで年間6万本程度生産する。上田市によると市内で初のワイナリーとなる。畑から醸造設備まで一貫して見学できることが特徴で、畑を一望できる試飲室を設ける。

上田のブドウの圃場は現在の20.8ヘクタールから、将来は30ヘクタールまで広げる。母袋創一上田市長は「軽井沢などに来る観光客をワインで誘客したい」と語り、東御市など近隣のワイン生産地との連携事業も検討する意向だ。

桔梗ケ原ワイナリーは18年9月に稼働し、年間1万2000~1万8000本程度生産する。同社は桔梗ケ原で1938年から80年代後半までワインを醸造していた。約30年ぶりの塩尻市での醸造について、小口利幸市長は「里帰りを大歓迎する」と話した。

年間20日程度を観光客がワイナリーの試飲室でワインを楽しめるようにし、観光拠点化も図る。

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