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妻の育児時間、家事を逆転 「時短家電」普及などで

総務省調べ

小さい子どもがいる世帯で、家事よりも育児に時間を割く傾向が強まっている。総務省の社会生活基本調査(2016年)によると、6歳未満の子どもを持つ妻が育児にかける時間は1日あたり3時間45分と、統計がある1996年以降で初めて家事(3時間7分)を上回った。家事の時間を節約できる「時短家電」の普及や夫の家事参加で、妻が育児に時間を回しやすくなっている。

調査は5年ごとに実施している。今回の調査は16年10月20日時点で、全国8万8千世帯のうち、6歳未満の子どもがいる世帯が対象。

妻の育児時間は11年の前回調査から23分、20年前から1時間2分それぞれ増えた。一方、家事時間は前回調査から28分、20年前からは1時間1分それぞれ減った。

総務省は家事の時間が短くなった要因として、食器洗浄機や自動掃除機といった時短家電の普及で「家事に時間を割かなくて済むようになった」としている。ライフスタイル動向に詳しい家計経済研究所の久木元真吾次席研究員は「共働き世帯の増加で家事を省力化することへの抵抗感が薄れている」と指摘する。

同じ調査で夫の家事時間は17分と、過去20年で12分増えた。夫の家事への参加が進み、妻が育児に時間を回しやすくなったことも要因とみられる。一方で夫の育児時間は49分と同31分増えており、久木元氏は「若い世帯は時間に限りがあるほど育児を優先する傾向が強い」とみている。

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