ビンコムリテール 越最大のIPO
総額800億円、ビンG子会社

2017/10/17 15:22
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【ハノイ=富山篤】ベトナムの不動産最大手、ビングループの子会社で、商業施設を運営するビンコムリテールが年内にも新規株式公開(IPO)することが分かった。資金調達額は7億1000万ドル(約800億円)と、ベトナム最大のIPOになる可能性がある。ビングループは自動車製造への参入を計画しており、調達資金は同事業に充てるとみられる。

全株式の約2割に相当する4億株弱を投資家に売り出す。売り出し価格は一株3万7000~4万600ドン(約185~203円)。米ブルームバーグ通信によると、シンガポールの政府投資公社などが購入する意向という。

株売り出しの数カ月後、ホーチミン証券取引所に上場する見通し。過去のベトナムのIPOでは6億5200万ドルを調達した2007年のベトナム外商銀行(ベトコムバンク)が最大だった。

ビンコムリテールはビンコムセンター、ビンコムメガモールなどショッピングモールを中心に国内に商業施設30カ所をベトナムで運営している。17年に6.7%の経済成長を見込む同国では富裕層、中間層の増加を背景に、モール事業が急成長している。

ビングループは9月に自動車製造への参入を発表した。ベトナムの悲願である初の国産車生産をめざし、北部ハイフォンに335ヘクタールの土地を確保。19年後半にも多目的スポーツ車(SUV)、セダンなどを発売する見通し。25年には年50万台の生産を目標としている。

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