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NECの顔認証技術、アプリに導入しやすく

NECは17日、顔認証システム「ネオフェース」の最新版を公開した。外部企業が同システムを使ったアプリやサービスを開発しやくなるよう、クラウドに対応させたほか、データを連携しやすくする仕様を採用した。同システムは入退出管理などインフラ分野での利用が多かった。外部企業の導入を促し、BtoC(消費者向け)分野での利用を広げる。

ネオフェースは人工知能(AI)を活用した顔認証の基盤システム。クラウドから機能を利用できる「ネオフェース クラウド」を発売した。導入端末1台あたりの月額利用料金を税別5265円に抑えた。サーバーなどハードウエアの初期投資はいらない。

BtoCのサービス事業者などの利用を想定している。例えば、食品スーパーの店頭に導入端末を設置すれば、来店客の顔を記録してポイントカード代わりに使える。コンサートのようなイベントでは、購入者と来場者の顔を照合してチケットの転売対策に活用可能。すでに観光地のスタンプラリーへの導入が決まっているという。

あわせて発表した「ネオフェース モニターV3」はアプリを起動したときのIDやパスワードの入力を顔認証で済ませられる。認証作業は0.2~0.3秒で終わる。パスワード忘れやなりすましといった問題を解決できる。

データ連携を簡単にする技術仕様「API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)」に対応し、アプリで顔認証システムを使えるようにした。19日発売で希望小売価格は税別16800円から。

NECは世界の空港などから顔認証システムを受注している。ただ、需要の広がりに欠け、「収益に貢献する姿はまだ見えていない」(幹部)。クラウドやAPIを活用して導入のハードルを下げ、幅広い分野で使ってもらう狙いだ。

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