東プレ、プレス製造拠点をインドに開設 55億円投資
自動車部品の東プレは16日、インドに新工場を建設すると発表した。投資額は約55億円で、インドでは初めての生産拠点になる。現地では自動車の需要増に応じて、スズキなどが工場の能力増強に動いている。東プレは日系メーカーを中心に生産増を見込み、現地進出に踏み切った。
新工場はインド西部のグジャラート州に開き、2020年中の稼働を予定する。車体の骨格に使うプレス部品を生産し、21年3月期で約35億円の売り上げを見込む。グジャラート州はスズキのほかにも完成車や部品工場が集まっている。