2019年1月23日(水)

「言葉遣いに関心減」79% 岩波書店が日本語力調査

2017/10/16 11:30
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日本語の言葉遣いに対して社会の関心が弱まっていると考える人が79.0%に上ることが、16日までに岩波書店(東京)が実施した「日本語力調査」で分かった。一方で、正しく美しい日本語を身に付けたいと考える人は85.9%に上り、現在使われている日本語に多くの人が危機感を覚えている実態が明らかになった。

調査はインターネットを通じ、9月1日から4日にかけて、10代から70代の男女千人を対象に実施した。

言葉遣いへの関心については「とても弱まっている」「やや弱まっている」と考える人の割合が年代が高くなるほど高く、10~20代の計70.5%に対し、60~70代は計89.5%に上った。

「正しい日本語・美しい日本語」を「とても身に付けたい」「やや身に付けたい」とした回答が最も多かったのは50代で計90.5%。最少は30代で計81.0%だった。

調査は、普段自分が使う日本語への自信も尋ねた。「とても自信がある」「やや自信がある」としたのは全体で35.8%で、最少の30代では26.5%にとどまった。

一方、日本語を学ぶために何を使いたいか聞いたところ「書籍を読む」が57.5%と最も多く、次いで「新聞を読む」が35.4%、「辞書を引く」が27.1%。「インターネットで調べる」は、20.9%だった。

岩波書店の担当者は「若い人ほど苦手意識が高く出ると思ったが、30代に集中するなど、意外な結果もあった。社会で経験を積むほど、日本語のスキルに対して謙虚になる傾向があるのかもしれない」と分析している。〔共同〕

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