2017年11月23日(木)

サイバー救助犬が登場 カメラやGPS装着

科学&新技術
2017/10/15 21:29
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 東北大学の大野和則准教授らは災害救助犬の捜索活動を助ける装備を開発した。目の前の風景を救助隊に届けるカメラや、全地球測位システム(GPS)を備えたスーツを犬に装着する。犬の鋭い嗅覚とIT(情報技術)を組み合わせ、被災者や遺留品の状態や位置が正確に分かるようにする。「サイバー救助犬」として1~2年後のデビューを目指す。

カメラなどを備えたスーツを着る災害救助犬

 災害救助犬はがれきを軽々と乗り越え、優れた嗅覚で被災者を見つけてほえる。ロボットにはない機動性が魅力だが、被災者の数や健康状態、周囲の状況といった情報を伝える手立てはない。

 開発した装備は犬が着るスーツ型で、重さは約1.3キログラム。犬の移動経路やカメラで撮った周囲の状況を伝送し、救助隊がパソコンなどで確認できる。中・大型犬ならば、活動を妨げないという。

 救助隊のパソコンでは、画像に映った被災者や遺留品を識別する人工知能技術を応用する。

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