2017年12月15日(金)

ハリウッドのセクハラ問題、アマゾンに飛び火 子会社トップ処分に

2017/10/13 21:25
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 【シリコンバレー=中西豊紀】ハリウッドの映画産業で浮上したセクハラ問題が米アマゾン・ドット・コムにも及んできた。アマゾンは12日、ドラマや映画製作子会社のトップをセクハラ行為の疑いなどで休職扱いにしたと発表した。企業イメージの悪化にもつながりかねず、経営の思わぬ痛手になりそうだ。

 米国では有名映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏が長年にわたって女優など複数の女性にセクハラ行為を働いていた疑惑が浮上し、映画産業を揺るがしている。

 その問題がアマゾンに飛び火した。子会社アマゾン・スタジオでトップを務めるロイ・プライス氏が休職扱いとなった。プライス氏は一部メディアで部下のプロデューサーへのセクハラが報じられた。

 さらに12日、ある女優がツイッターを通じ、ワインスタイン氏によるセクハラ被害を訴える声をプライス氏とアマゾンが無視したとの告発を発表した。

 アマゾンはワインスタイン氏との関係について「精査中」としている。ワインスタイン氏に対する相次ぐ告発に端を発したハリウッドのセクハラ問題が、アマゾンをも巻き込む規模に発展してきた形だ。

 アマゾンは今年、5000億円近くとされる巨額の予算を投じ動画事業の強化を進めてきた。ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)自らヒット作を出すよう現場に強く求めているとされる。セクハラ問題による混乱が続けば、ドラマや映画の製作にも影響が出かねない状況だ。

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