神鋼の川崎社長「進退は調査後に考える」

2017/10/13 19:28
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 神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長は13日、都内で記者会見を開き、自身の経営責任については「(原因究明の)調査を終えた後に慎重に考えたい」と話した。主なやり取りは以下の通り。

 ――改ざんに品質保証部門は関与していたのか。

 「8日時点で数十人規模が関与していたと申し上げたが、その中に品質保証部門も含まれる」

 ――不正の件数はまだ増える可能性があるか。

 「現在、これ以上の不適切な案件がないかどうかを全部門で調査している。アルミ銅事業は検査をほぼ終えたが、鉄鋼、機械、電力などは実施中だ」

 ――鉄鋼事業で公表した4つの不正案件はこれまで隠してきたのか。

 「隠してきたわけではない。4つの事案は取締役会やコンプライアンス委員会で取り上げられたが、損益の観点や法令違反ではないという点で報告していなかった。今回の一連の不適切案件の原因を分析するにあたり過去の案件も範囲に含める必要があると判断した」

 ――顧客のリコール費用を負担する考えはあるか。

 「現時点で具体的な金額の提示はない。ただ、顧客企業が負担したコストに関しては(費用を支払う)腹づもりはある」

 ――神戸鋼グループに不正を誘発する企業文化があったのではないか。

 「鉄鋼やアルミ銅は半製品を供給するビジネスで、BtoBに集中している。BtoCであれば改ざんの余地がない。(過去から不正が続くため)企業風土的なものを感じるかもしれないが、そこをどうとらまえるかが原因分析になる」

 ――経営責任についてはどう考えているか。

 「(不適切案件の)範囲の広さ、調査のスピード感を考えれば、社長である私が品質問題調査委員会のトップに就いてリーダーシップを発揮する必要がある。製品の安全性を検証し、顧客企業を最大限ご支援をするのが私の使命。進退については調査の後に慎重に考えたい」

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