2018年5月27日(日)

ペルー議会、内閣を信任 解散リスクは後退

2017/10/13 18:57
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 【リマ=外山尚之】ペルー議会は13日未明、アラオス内閣に対する信任投票を実施し、賛成多数で可決した。議会で多数を占める野党は9月に前内閣を不信任としたが、議会との関係改善を掲げ就任したアラオス首相に対し、当面の協力を表明。議会の解散により政治情勢が混乱するリスクはひとまず後退した。

 信任案は賛成88、反対17で可決した。採決後、アラオス首相は議会との協力を改めて表明した。ペルーでは内閣が2度不信任とされると、大統領に議会解散権が与えられる。銅価格の回復で経済が持ち直しつつある中、政治混乱が経済の下押し要因として懸念されていたが、最悪のシナリオは回避された形だ。

 ペルーでは昨年の大統領選で勝利したクチンスキ大統領とフジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏が率いる野党が対立。野党はクチンスキ政権の閣僚を相次ぎ退任に追い込み、9月には進退を懸けて自らの信任案を議会に諮ったサバラ前首相を不信任とするなど対立が激化していた。

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