2017年12月19日(火)

帰国手続きは顔認証で 羽田空港で公開

2017/10/13 18:44
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 法務省は、出入国審査の際に、顔認証技術を活用して本人確認する自動化ゲートを羽田空港に3台先行導入し、13日に報道陣に公開した。18日から同空港の日本人の帰国手続きで運用を始める。法務省は2018年度中に、利用者の多い成田、中部、関西、福岡の4空港にも導入し、出国手続きにも運用を拡大する方針。

 20年東京五輪・パラリンピックを控え、日本人の出入国手続きを合理化し、より多くの入国審査官を外国人審査に充てて円滑化を図る狙い。

 13日は、法務省の担当者らが実際にゲートを使って手続きを説明した。パスポートを機械にかざし、有効期限などを確認した後、ゲート内蔵のカメラが顔写真を撮影。パスポートのICチップ内の顔画像と照合して本人と確認されるとゲートが開いた。審査にかかった時間は約10秒。他人のパスポートを使うと通過できなかった。マスクや帽子を着用していると、注意を促すメッセージが機械に表示された。

 入国審査官からパスポートに証印を受ける必要はない。身長135センチ以下の人は利用できず、不正利用防止のため、ゲート付近に入国審査官が1人常駐するという。

 07年に運用が始まった指紋による自動化ゲートは事前登録が必要で利用者が伸び悩んだが、顔認証は事前登録が不要だ。

 日本政府観光局によると、1998年に約410万6千人だった訪日外国人客数は16年に約2403万9千人まで増加。政府は20年に4千万人とすることを目指している。〔共同〕

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