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架空工事に370万円、奈良・葛城 前市長らに法的措置検討

2017/10/13 18:19
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 奈良県葛城市は13日、昨年オープンした「道の駅かつらぎ」の整備事業に絡み、架空の市道補修工事を契約し約370万円を業者に支出していたと発表した。前市長ら幹部が不正に関与した可能性があるとみて、民事と刑事の法的措置を検討する。

 市によると、道の駅周辺の市道4カ所に陥没が起きたとして昨年4月、補修工事を建設業者と契約。業者に約370万円が支払われたが現場には工事の形跡はなく、陥没も確認できなかった。

 また、道の駅の建設予定地にあった福祉施設の移転補償金として、市は2015年6月、所有者と約1億4200万円を支払う契約を結んだ。しかし約10カ月後、2500万円増額した契約に変更し、支払った。金額の根拠や理由を示す資料が残されておらず、市は不適正な支出があったとみている。

 昨年12月、有識者や副市長らで構成する市政検討委員会を設置。同委員会は今月10日、道の駅の整備事業について「指揮命令権を有する者が市に不正支出を仕向けた疑いは強い」とする答申を提出した。

 阿古和彦市長は記者会見で「引き続き調査を行い、法的手続きを検討する」と述べた。〔共同〕

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