2017年12月15日(金)

国産ホップ活性化へ キリンが農家とサミット開催

サービス・食品
2017/10/13 17:16
保存
共有
印刷
その他

 キリンビールは13日、ビール原料のホップを栽培する農家などと、業界を取り巻く課題や今後の連携策を協議する「ホップサミット」を都内で初開催した。香りや味を左右するホップだが、産地では栽培農家の減少など課題も多い。メーカーと農家、自治体などの接点を増やして活性化を狙う。

全国から集まった醸造家やホップ農家がビールの将来像について話し合った(東京・渋谷)

 キリングループが運営する「スプリングバレーブルワリー東京」(東京・渋谷)で開いた。全国から農家や醸造家、産地の自治体職員など50人が参加。それぞれの立場からみた課題や、先行する取り組みなどを共有した。

 現状では栽培農家の減少や、栽培にかかる費用負担の大きさなどがホップ産業の課題。先行する大分県竹田市は、自治体が土地を公募してホップ栽培を始めた取り組みを紹介した。その他にも畑と醸造所などを絡めた産地ツーリズムの可能性なども協議した。

 キリンも今年からホップ自体の販売も始めるなど新たな取り組みに着手している。個性的なクラフトビールの注目が高まるなか、川上のホップの重要性も見直されている。キリンは先行地域のモデルケースを共有し、今後も情報発信を続けていく考えだ。

 会場となったスプリングバレーブルワリー東京では14、15日の2日間、「フレッシュホップフェスト」と冠したイベントも実施する。全国31のクラフトビールメーカーのビールを楽しめる。取れたての生のホップで製造したビールで、消費者にもホップの魅力を感じてもらう狙いだ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

企業・業界をもっと詳しく

企業がわかる。業界がみえる。ニュースとデータをまとめてチェック!



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報