2017年12月15日(金)

コメ取引価格、前年比8%高 農水省 夏場の長雨響く

2017/10/13 16:14
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 農林水産省は13日、コメの相対取引価格(卸値)を発表した。2017年産の新米として取りまとめるのは今回が初めて。全銘柄の加重平均価格は60キロあたり税込み1万5526円と、16年産の出回り当初と比べて8%高となった。17年まで続いた減反政策のほか、飼料米への生産シフトによって主食用のコメは需給が引き締まっている。さらに太平洋側を中心に夏場に長雨の影響が出て、稲の生育が遅れたり収穫量が低下したりした地域もある。

 相対取引価格はJAグループなどの集荷業者からコメ卸業者へ販売する価格。特に外食や中食が使う銘柄で、大幅な価格上昇となった。「茨城産あきたこまち」は同18%高の1万5383円、「千葉産ふさこがね」は同15%高の1万4689円だった。天候不順の影響が大きかった栃木産は、コシヒカリが同10%高い1万5057円となった。

 スーパーで人気のコメだと、「北海道産ななつぼし」が同12%高い1万5874円となった。「北海道産ゆめぴりか」も同3%高の1万7694円と上昇している。一方、最高級の「新潟・魚沼産コシヒカリ」は同1%安の2万600円となった。新潟は17年産の作況がさえなかった一方、豊作だった16年産の在庫が余っており、新米でも一段の高値は付けづらい。

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