2017年12月14日(木)

英との通商協議備え、EUが内部準備指示へ 12月の首脳会議声明案
交渉加速促す狙い

Brexit
ヨーロッパ
2017/10/13 10:23
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 【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)の英国を除く27加盟国は20日にブリュッセルで開く首脳会議で、離脱後の英国との通商協議に備えて、内部準備に着手するよう閣僚らに指示する方針だ。複数の欧州メディアが12日報じた。「清算金」などの交渉の進展を12月の首脳会議までに確認できれば、すぐに英国が求める通商協議に入る姿勢をアピール。英国の交渉加速を引き出す狙いがにじむ。

 ロイター通信によると、英を除くEU27カ国は20日の首脳会議で採択する声明で、EUのバルニエ首席交渉官と27加盟国の関係閣僚らに英国との通商協議を巡って「内部での準備討議を始める」よう指示する。離脱後の英国との自由貿易協定(FTA)や、激変緩和策の「移行措置」の論点整理などへの着手を念頭に置いているとみられる。

 英国とEUは12日に第5回の離脱交渉会合を終えたが、清算金などを巡って「行きづまり」(バルニエ氏)が表面化している。英側が求めていた19~20日のEU首脳会議での通商協議入りの承認は12月へ先送りとなり、交渉が期限までにまとまらない無秩序な離脱への警戒が高まっている。

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