2017年12月13日(水)

血管詰まる難病の臨床試験 京都府立医大、再生医療

2017/10/12 19:20
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 手足の血管が詰まって痛みなどが起き、切断に至ることもある難病「バージャー病」の患者に、血管再生作用がある自分の骨髄細胞を移植する再生医療の臨床試験を開始すると、京都府立医大(京都市)が12日、発表した。数年後の普及を目指す。

 府立医大病院の他に、横浜市立大病院、信州大病院、名古屋大病院、広島大病院、久留米大病院で実施する予定。

 府立医大によると、バージャー病の国内患者は約9千人。うち1、2割ほどが重症という。臨床試験は20~70代の25人の重症患者が対象で、患者の腰から骨髄細胞を採取し、足の筋肉に注射して、血管ができるのを促す。

 これまでに実施された他の病気も含めた臨床試験で、特にバージャー病の患者で治療効果が認められたため、普及に向けて、バージャー病に特化した試験を始めることになった。

 府立医大の的場聖明教授(循環器内科学)は「臨床試験により、患者が保険診療で今回の移植を受けられるようになり、足の切断を回避できれば」と話している。〔共同〕

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