2017年12月16日(土)

神鋼改ざん、GMやフォードも調査 世界に影響

品質不正
自動車・機械
環境エネ・素材
北米
2017/10/12 11:04
保存
共有
印刷
その他

 神戸製鋼所がアルミ部材などの品質データを改ざんしていた問題の影響が世界に広がってきた。米ゼネラル・モーターズ(GM)は11日、神戸製鋼所の部材データ改ざん問題で、製品への影響調査を始めたと明らかにした。米フォード・モーターも神鋼製品を使っており、同様の調査に入った。

米ミシガン州のゼネラル・モーターズ工場=AP

 GMは「神鋼が供給する銅やアルミの製品について調査を進めているが、現時点ではそれ以上の情報はない」との声明を出した。神鋼は米国に早くから進出し、自動車用アルミ素材を拡販してきた。2016年には米ケンタッキー州に車用アルミニウム材料の新工場を建設すると発表していた。

 神鋼は8日、アルミ製部材の強度などが顧客の求める水準に達していなかったと公表した。部材の供給先は現時点で約200社にのぼり、自動車や航空機、防衛など幅広い産業で影響が広がっている。

 JR東海JR西日本によると、神鋼のアルミ製部材を使った新幹線の台車部分の一部強度が日本工業規格(JIS)の基準に届いていなかった。高い強度は確認済みで、安全性に影響はないという。

 JR九州は12日、在来線普通列車12両の車体に問題のアルミ製部材を使用していると明らかにした。すでに車両メーカーが調査に入り、安全性に影響はないと確認。これまで通り運行を続ける。九州新幹線の車両では今のところ使用は確認されていないという。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

企業・業界をもっと詳しく

企業がわかる。業界がみえる。ニュースとデータをまとめてチェック!



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報