2017年12月13日(水)

ビール系出荷4.2%減、7年連続で最低更新 7~9月

サービス・食品
小売り・外食
2017/10/12 10:29
保存
共有
印刷
その他

 ビール大手5社が12日発表した7~9月のビール系飲料の課税済み出荷量は、前年同期に比べて4.2%減の1億550万ケース(1ケースは大瓶20本換算)だった。7~9月としては7年連続で過去最低を更新した。酒類の安売り規制強化を背景に店頭価格が大きく上がっていることが響いた。長雨など、天候不順も最盛期の夏場の消費に水を差す形となった。

安売り規制強化を背景にビール系飲料の店頭価格が大きく上がっている(東京都内)

 分野別では、ビールが4.3%減の5358万ケース、ビールより安い発泡酒が7.4%減の1432万ケース、最も割安な第三のビールが2.8%減の3759万ケースだった。3分野がいずれもマイナスとなった。

 消費者の好みの多様化を背景にビール離れが続き、市場全体では縮小傾向が続く。その中で6月からの安売り規制の強化を背景とする値上がりと、天候不順というダブルパンチにより消費を大きく押し下げた。

 安売り規制を背景とする店頭価格の上昇を受け、割安感のある商品に需要が流れている側面もありそうだ。第三のビールのマイナス幅が他の分野に比べて小幅にとどまるのはそのためとみられる。輸入品のプライベートブランド(PB)にも流れているようだ。

 同日に発表した1~9月のビール系の課税済み出荷量は、前年同期より2.4%減の2億9576万ケースだった。1~9月としては13年連続で過去最低を更新した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

企業・業界をもっと詳しく

企業がわかる。業界がみえる。ニュースとデータをまとめてチェック!

関連キーワードで検索

ビール系ビール



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報