福岡の予備校生殺害で初公判 元少年側は無罪主張

2017/10/12 11:30
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 福岡市西区で昨年2月、同じ予備校に通っていた北川ひかるさん(当時19)を殺害したとして、殺人と銃刀法違反罪に問われた被告の元少年(21)の裁判員裁判の初公判が12日、福岡地裁(平塚浩司裁判長)であった。元少年は罪状認否で「間違いありません」と述べたが、弁護側は「犯行時は心神喪失状態で刑事上の罪に問えない」と無罪を主張した。

 検察側は冒頭陳述で「犯行には計画性があり、行為の違法性も認識している」などとして、責任能力に問題はなかったと主張。殺意を抱いた経緯について、2015年6月ごろに交際を申し込んだが断られ「受験勉強に集中できないのは被害者のせいだと考え、殺したいと思うようになった」と主張した。

 一方、弁護側は「同年夏ごろに統合失調症を発症し、予備校内で罵られるといった幻聴に苦しむようになった」と訴えた。

 元少年は逮捕後の調べに容疑を認めたが、事件前後の行動に不審な点があったため、福岡地検が起訴前に約4カ月間の精神鑑定を実施していた。

 起訴状によると、19歳だった元少年は昨年2月27日夜、福岡市西区の路上で北川さんの顔や首などをナイフ2本で多数回突き刺した上、おので頭を殴って殺害したとしている。

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