2017年12月13日(水)

酒々井プレミアム・アウトレット増床に着工

2017/10/12 2:00
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 三菱地所・サイモン(東京・千代田)は11日、大型商業施設「酒々井プレミアム・アウトレット」(千葉県酒々井町)の増床に着工した。2018年秋の完工時には売り場面積が開業時の2倍近くに広がる。増加する訪日外国人客の買い物需要に対応すると共に、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の開通区間拡大を追い風に、国内でも広域からの集客をめざす。

 増床は13年4月の開業以来2回目。現在は駐車場として使用している敷地に新たな店舗を建てる。店舗面積は従来より2割増の4万1900平方メートルに広がる。投資額は37億円。千葉県内では三井不動産が運営する三井アウトレットパーク木更津(木更津市)を上回り、最大規模となる。店舗数も現在より30店以上多い約220店に増やす計画だ。

 入居するテナントは調整中だが「満遍なく拡充する」(マーケティング部)という。現在はおおむね、ファッション40%、服飾雑貨15%、スポーツ・アウトドア15%、生活雑貨10%のテナント構成だが、大枠は変えずに扱うブランドを増やすことで新規顧客を開拓する考えだ。

 酒々井プレミアム・アウトレットは成田国際空港から車で15分ほどの距離にあり、売り上げの約1割は外国人客が占める。このため、同アウトレットは複数店の免税手続きが1カ所で済むカウンターや成田空港のフライト情報の案内板を設け、外国人客への対応を充実させている。

 成田国際空港会社(NAA)によると、2016年度の同空港の国際線の外国人旅客数は1430万人となり、12年度に比べ1.9倍に増えた。帰国前に同アウトレットに立ち寄る個人旅行客も増えているといい、増床により外国人客の買い物需要も取り込みたい考えだ。

 国内での広域集客も目指す。同アウトレットが開業した13年以降、圏央道は千葉県に加え、茨城県内でも開通区間が広がった。現在は同アウトレットの顧客の7割は千葉県内客が占めているが、テナントの多様性を高め、県外からの集客もテコ入れする。駐車場も現在より800台多い5000台に増やす。

 三菱地所・サイモンのマーケティング部は「国内客の来場を促すことで、外国人客から『日本で人気の施設』と認識され、外国人客が増える効果も期待できる」と話す。

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