米軍ヘリが沖縄北部で事故、炎上 米軍施設外

2017/10/11 20:50
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 11日午後5時35分ごろ、沖縄県東村高江の米軍北部訓練場付近で「米軍機が墜落し、黒煙が上がっている」と119番があった。沖縄防衛局によると、米軍のCH53大型輸送ヘリコプターが同訓練場近くで事故を起こし炎上した。住民や乗員7人にけがはないという。米軍は「飛行中に機体に火災が起きた」と発表した。現場は米軍施設外の民間地といい、消防や警察が状況を調べている。

 CH53は2004年に沖縄国際大に墜落したのと同系統の機種で、1999年には沖縄県沖で墜落し乗員4人が死亡する事故も起こしている。昨年12月には米軍輸送機オスプレイが同県名護市沿岸部で不時着・大破するなど、米軍機による事故が相次いでおり、県民から改めて大きな反発が上がるのは必至だ。

 沖縄防衛局や沖縄県などによると、事故を起こしたのは米軍普天間基地(同県宜野湾市)所属のCH531機。7人の乗員にはけがはなく、別のヘリで搬送されたという。

 米海兵隊は11日夜、事故機は通常の訓練の飛行中に機体で火災が起き、緊急着陸を余儀なくされたと発表した。原因を調査中としている。

 沖縄県警名護署によると、現場は北部訓練場近くの牧草地という。大きな炎と黒煙が上がるのが確認された。消防が消火活動に当たった。

 沖縄県の翁長雄志知事は11日夜、「どうやら民間地に墜落した。(墜落地点に)家はないようだが炎上している」と明らかにした。相次ぐ米軍機の事故に「とんでもない話だ。憤まんやる方ない」と批判し、原因が究明されるまで同型機の飛行を中止するよう要請する考えを示した。

 那覇市内で記者団に述べた。衆院選の最中であることにも触れ「(普天間基地の移設先である)辺野古に基地を作らせない候補者を勝たせることで民意を改めて示す」と強調した。

 沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長は11日夜、東村の事故現場を視察し、居合わせた伊集盛久村長らに「こういう事故が起き極めて遺憾だ。心配をお掛けして申し訳ない」と陳謝した。同局長は、在沖縄米軍トップのニコルソン沖縄地域調整官に「安全確保に十分注意してほしい」と申し入れたとも伝えた。

 北部訓練場は日米両政府の合意に基づき昨年12月、約4千ヘクタールが日本側へ部分返還された。オスプレイが使用するヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)があり、日常的に米軍機が飛行している。

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