中国スマホ決済額 4~6月期 前年同期比3倍 390兆円に急拡大
決済額シェア 首位はアリババの「支付宝」53%

2017/10/11 17:27
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【広州=中村裕】中国大手調査会社の易観が発表した今年4~6月期のスマートフォン(スマホ)を使った中国での決済金額は、前年同期比約3倍の23兆408億元(約390兆円)と大きく伸びた。決済の金額ベースのシェアは、アリババ集団の決済サービス「支付宝」が53%で首位、2位は騰訊控股(テンセント)の決済サービスで39%と、中国ネット2強で9割以上を占めた。

4~6月は、春節(旧正月)の時期に一時落ち込んだネット通販での買い物需要が回復したほか、高い利回りを背景にしてスマホから財テク商品を買う人が増えたことで、スマホ決済の金額が大きく膨らんだ。

さらにスマホ決済で利用するシェア自転車が急速に普及したほか、街のレストランの食事をスマホで注文して自宅などに届けてもらう出前サービスの普及も、スマホ決済の金額増につながった。

シェア自転車など中国のシェアビジネスの規模は2016年に前年比で2倍の57兆円に急増。大半はスマホで決済できる仕組みで、今後もシェアビジネスの拡大が予想される中国では、さらにスマホ決済額が膨らむ見通しだ。

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