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返還不要の奨学金上乗せ あしなが育英会、遺児対象

事故や災害、病気などで親を亡くした遺児を支援する「あしなが育英会」は11日までに、生活に困窮する遺児の進学や学業を後押しするため、現在の貸与型奨学金に、返還不要の給付型奨学金を上乗せする新たな制度を来年4月に始めると発表した。

全ての遺児奨学生が対象。高校生は月2万円、大学・専門学校生は3万円、大学院生は4万円がプラスされる。現在の奨学生は来年4月から、自動的に給付分を上乗せした金額を受け取ることになる。

育英会によると、現在の奨学金は高校生から大学院生まで年間30万~96万円を貸与しているが、アルバイトをしなければ学費や生活費などが十分まかなえず、学業に支障を来す遺児が多いという。給付型を上乗せすれば、返済額は従来のままで年間の奨学金が54万~144万円に増額となり、生活費などもカバーできるとしている。

8月現在、育英会の奨学生は計約4500人。給付型が始まれば新たに年間約15億円の支出が必要となるが、育英会によると10年分程度の財源は既に確保しており、今後寄付や募金で運用していく方針という。

育英会の玉井義臣会長は「これまで借金をためらって進学を諦めていたような遺児たちが、奨学金を利用してくれるようになることを願っている」と話した。〔共同〕

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