2019年6月19日(水)

英BAE、2000人削減へ 戦闘機苦戦でリストラ

2017/10/10 22:03
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【ロンドン=篠崎健太】英航空・防衛最大手のBAEシステムズは10日、戦闘機部門を中心に英国内で約2千人を削減すると発表した。戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」の受注が伸び悩んでおり、採算の改善へ構造改革に踏み切る。英を代表する製造業のリストラは、欧州連合(EU)離脱を控える同国産業界に打撃となりそうだ。

発表によると、ユーロファイターを生産する英中部ランカスターの工場で約750人を削減するなど、軍用機部門で約1400人を減らす。軍艦や潜水艦を手掛ける海洋部門は約375人を減らす。情報部門も含め、今後3年をめどに計1900人強のリストラを進める方針だ。同社は英国内で約3万5千人を雇用しており、削減規模は全体の5%程度にあたる。

ユーロファイターはサウジアラビアやカタールなど中東勢を軸に積極的に売り込んできたが、受注が想定より苦戦しているもようだ。同社は声明で構造改革について「環境変化に対応した戦略に沿って会社を強くするものだ」と説明した。

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