国連事務総長、年内来日へ 北朝鮮核問題を議論

2017/10/9 9:51
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国連のグテレス事務総長は8日、カリブ海を飛行中の国連機上で共同通信のインタビューに応じ、年内の日本訪問を計画していると明らかにした。実現すれば1月の事務総長就任後初めて。日本の首相と北朝鮮核問題など幅広く議論すると強調。被爆地広島、長崎も将来的に訪問できれば「非常にうれしい」と述べた。

「日本は国連の非常に重要なパートナーだ。訪れるのが待ち遠しい」と語り、日本との一層の関係強化に意欲を示した。国連トップに就任後、グテレス氏が日本メディアの単独インタビューに応じたのは初めて。

具体的な訪日時期は確定していないが、日本政府が12月に開催を予定している保健・医療に関する国際会議に合わせてグテレス氏を招請する方向で、12月を軸に調整が進む見通し。安倍晋三首相は9月に国連本部でグテレス氏と会談した際に「早期の訪日を期待する」と伝えていた。

グテレス氏は首相と地球温暖化や持続可能な開発目標(SDGs)、国連改革についても「全て議論する」と述べた。北朝鮮問題では対話による「政治的解決」の必要性を強調するとみられる。

被爆地訪問は現時点で計画はないとしながらも「核兵器が意味する劇的な実例を見たいと思い、自分の意思でかつて訪れたことがある。また訪れることができれば非常にうれしい」と語った。

グテレス氏は7~8日に国連機で大型ハリケーンが直撃したアンティグア・バーブーダやドミニカの被災地を視察した。〔国連機機上=共同〕

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