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神戸製鋼副社長「改ざん、10年近く前から」 一問一答

管理職も把握、組織ぐるみ認める

神戸製鋼所によるアルミ製品の性能データの改ざん問題では、全国4カ所の工場で管理職が把握するなど、不正が長年横行していたことが明らかになった。8日の記者会見に出席した梅原尚人副社長との主なやりとりは以下の通り。

――問題の発覚の経緯は。

品質データの改ざんについて記者会見する神戸製鋼所の梅原副社長(右)(8日午後、東京都港区)

「8月末に現場の管理職からアルミ部門の幹部に報告があり、8月30日に社長含め経営陣に報告があった。実際に手を下したり黙認したりしていた現場社員は管理職を含めて過去1年間で数十人にのぼる。工場長が関わっていたかは確認中だ」

――組織ぐるみという認識か。

「はい」

――問題の把握から公表まで時間がかかった。

「把握してから即座に不適合品の出荷を止め、(第三者を含む)調査委員会を立ち上げた。グループ内の他の事業部門の監査や出荷先の製品への影響の検証や説明を優先していた」

――昨年もグループ会社で日本工業規格(JIS)に違反する改ざんが発覚したばかりだ。

「法的規格に関する監査は厳しくやってきたつもりだった。今回は民間の顧客に求められた仕様を逸脱した製品を範囲内であるかのように装って出荷していた。民間企業同士の取引で契約順守の意識が低かった」

――改ざんは1年前からか。

「それ以前から改ざんがあったことも確認されている。何年さかのぼるかは顧客の要望に応じて調査している」

――どれくらい前から常態化していたのか。

「ものによってはかなり古い時期からあったと分かっている」

――かなり古くからというのは10年近く前か。

「はい」

――経営責任は。

「事実の調査、再発防止を進めようとしている。その過程では経営陣の責任も考えている」

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