2017年12月15日(金)

男児暴行死で父に懲役7年 母は3年、大阪地裁支部

2017/10/6 23:00
保存
共有
印刷
その他

 堺市北区の梶本樹李ちゃん(当時3)が暴行され死亡した事件で、傷害致死や死体遺棄などの罪に問われた両親に対する裁判員裁判の判決公判が6日、大阪地裁堺支部であった。真鍋秀永裁判長は父親の卓被告(36)に懲役7年(求刑懲役10年)、母親の千穂被告(33)に懲役3年(同懲役7年)を言い渡した。

 公判では傷害致死罪について、千穂被告の共謀の有無が争点だった。

 判決理由で真鍋裁判長は「卓被告は樹李ちゃんの寝かしつけに失敗し、いらだちを解消するため暴行に及んだ」と指摘。一方で、千穂被告は卓被告の暴行を予測していたが積極的に受け入れていたわけではないとして、共謀は成立せず、検察側が予備的に主張した傷害致死のほう助罪にとどまると判断した。

 判決によると、卓被告は2015年12月、大阪府松原市の自宅で、樹李ちゃんの頭をたたくなどして死亡させ、千穂被告は暴行を制止せず、犯行を助けた。その後、両被告は共謀し、遺体を松原市や堺市の自宅に放置。16年5月ごろ、同府千早赤阪村の川辺に埋めて遺棄した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

関連キーワードで検索

梶本樹真鍋秀永大阪地方裁判所男児暴行



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報