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インフルワクチン、過去5年で最少に 厚労省「1回接種」推奨

厚生労働省は6日、今年度のインフルエンザワクチンの製造量が2528万本で、昨年度の使用量2642万本を下回る見通しだと明らかにした。ワクチンに使うウイルス株を選び直した影響で、過去5年間で最も少ない。対策として「1回または2回」としている13歳以上の任意接種について、原則1回接種とするよう周知していく。

同日の厚生科学審議会の分科会で報告した。今年度のワクチン製造量は、昨年度を256万本下回る見通し。今年度のインフルエンザの流行予測を基に製造に使うウイルス株を決めたが、メーカーの指摘で製造効率が悪いことが判明。昨年度と同じウイルス株に変更したため、製造に遅れが生じているという。

厚労省はワクチンの任意接種について、13歳未満は「2回」、13歳以上は「1回または2回」を推奨している。

同省は昨年度の使用量をベースに、仮に13歳以上が全員1回接種だった場合の使用量を昨年度に比べて8%減の約2430万本と試算。1回接種を徹底すれば昨年度と同程度の人数分は確保できるとして、医療機関などに1回接種を周知する。

ただ製造の遅れからワクチン出荷は出足が鈍く、予防接種の希望者が多くなる11~12月に不足感が出る可能性があるという。厚労省は「前倒しで出荷できるよう対策をとりたい」としている。

気温の低下とともに、今年もインフルエンザの患者がじわりと出始めている。厚労省は6日、全国約5千の定点医療機関から報告されたインフルエンザの新規患者数が、今月1日までの1週間に1医療機関当たり0.21人になったと発表した。同期間に小学校など10校が学年閉鎖や学級閉鎖をした。

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