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スカパーJSAT、平面アンテナで衛星通信に成功

自動運転にも活用

スカパーJSATは6日、3月に出資した平面アンテナメーカーの米カイメタ(ワシントン州)のアンテナを使っ大容量の衛星通信に成功したと発表した。アンテナを設置した自動車が町中を走り、走行中の映像と同乗者とのテレビ電話を衛星通信で送信。その様子を東京都内で開いた会見で披露した。

「緊急車両などの非常用通信設備として、2018年度から日本で販売していきたい」。カイメタの事業開発担当のバイスプレジデント、ボブ・シューマン氏は意気込んだ。八角形の板状をしたアンテナが走行中も衛星を追尾して通信する。

カギとなるのは内蔵された液晶の板だ。液晶を使い、どの方向にビームを出すか操作する。走りながら衛星に向けてビームを出す。液晶は量産しやすいこともあり、シューマン氏は「パラボラアンテナ並みに価格を下げられる」と話した。

すでに米国ではサウスカロライナ州の警察車両に導入された。8月にあった日食で観光客が押しよせ、携帯電話の通信網がパンクすることを想定して活用した。災害発生時の非常用通信として、緊急車両や病院、企業に売りこんでいく。

将来的には自動運転での利用も視野に入れる。携帯電話の通信網と異なり、基地局がなくてもつながる。常に通信できる状態を保証するためにも重要な技術だ。カイメタにはトヨタもファンド経由で出資している。平面アンテナで地上のアンテナ設置の手間を減らし、衛星通信を普及させる。

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