IMF、景気見通し上方修正へ 日本や欧州上振れ

2017/10/6 14:07
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 【ワシントン=河浪武史】国際通貨基金(IMF)は10日に公表する世界経済見通しを上方修正する。世界の経済成長率は2017年が3.5%、18年は3.6%と見込んでいたが、日本や欧州、新興国の景気が上振れして全体を押し上げた。ただ、世界経済は過剰債務や所得格差などの問題を残しており、20カ国・地域(G20)会議で対応策を探る。

 IMFのラガルド専務理事が5日、米マサチューセッツ州のハーバード大で講演して「来週公表する世界経済見通しは、予測がより楽観的になりそうだ」と述べた。先進国では投資や貿易が上向いており、中国やインドなどの新興国も力強さを保っているとした。

 G20は12~13日にワシントンで財務相・中央銀行総裁会議を開く。IMFの世界経済見通しはその討議資料となる。ラガルド氏は5日の講演で、民間債務の拡大など長引く金融緩和の副作用を指摘して「中央銀行は金融政策の円滑な正常化を、適切な時期に進めるべきだ」と主張した。所得格差問題や保護貿易主義については、各国が協調して対策を講じる必要があると述べた。

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