2017年12月12日(火)

アンネ拘束の謎解明へ 元FBI捜査官が調査

2017/10/6 9:59
保存
共有
印刷
その他

 【ワシントン=共同】「アンネの日記」で知られるユダヤ人少女、アンネ・フランク一家の隠れ家を密告したのは誰か――。米連邦捜査局(FBI)の元捜査官が率いる約20人のチームが長年の謎の解明に乗り出すことが5日までに分かった。アンネが拘束されて75年となる2019年8月の調査結果公表を目指す。

 公式サイトによると、調査を主導するのはFBIで麻薬犯罪捜査などを担当していたビンス・パンコーク氏。歴史家ら各分野の専門家が加わり、最新のデータ解析技術を駆使して調査を進めるという。

 アンネの一家は、ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を進めるナチスから逃れようと占領下のアムステルダムの隠れ家で暮らしていたが、1944年8月に拘束された。ドイツ北部の強制収容所に移されたアンネは45年、15歳で死亡した。

 密告説については多くの研究が行われてきたが、密告者は謎のまま。オランダの博物館「アンネ・フランクの家」は昨年、密告ではなく別件捜査で偶然ナチスに隠れ家が見つかったとの新説を発表した。

 パンコーク氏は、第2次大戦後、米国に移送された機密文書から新たな情報を得たとしている。チームは、フランク一家を密告した可能性がある“容疑者”全員を再調査する方針だ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報