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陸上・朝原氏、小中に出前授業 理論的に楽しく
プロコーチが指導

2017/10/7 6:30
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 陸上の短距離と走り幅跳びで活躍した朝原宣治氏が主宰するスポーツクラブが9月、小中学校への出前授業を始めた。日々の授業で忙しかったり、専門知識に乏しかったりする教師に代わりプロコーチが指導し、子どもの成長を後押しする狙いだ。

 「背中が真っすぐの姿勢をつくるよ。ウサイン・ボルトや桐生祥秀選手は真っすぐにして立ってるやろ」。腕立て伏せの姿勢で肩から足首までを一直線にするようコーチが言うと、子どもたちは四苦八苦しつつ笑顔で体操に取り組んだ。

児童は楽しみながら朝原氏(中)らの授業に取り組んだ

児童は楽しみながら朝原氏(中)らの授業に取り組んだ

 大阪ガス所属の朝原氏が主宰する「NOBY T&F CLUB」のコーチ4人が9月13日に訪れたのは大阪市立南港緑小学校(大阪市住之江区)。出前授業は児童を1・2年生、3・4年生、5・6年生と3つのクラスに分けて行われた。

 5・6年生向けの授業では準備運動にたっぷりと時間が割かれた。足を大きく前後に開き、両手を前側の足のそばに着けたままジャンプして左右の足を入れ替える。片足で跳ねながら別の足を大きく前後に振る。朝原氏のクラブで行っている「NOBY体操」の一部だ。

 小学生から社会人までを指導する朝原氏のクラブでは発育理論に基づき、体幹と四肢の連動を重視した運動プログラムを実施。今回の出前授業も全身運動に重きを置く内容で、体をほぐした後は様々なスキップや40メートルダッシュに取り組んだ。

 2008年北京五輪400メートルリレーメダリストの朝原氏らプロのコーチの指導は好評で、6年生の山田忍くんは「いろんなところが疲れた。スキップでは高くジャンプすることを意識した」と満足げだった。

 出前授業は、大阪ガスと住之江区が業務委託契約を結んで実現した。南港緑小がある地区は少子化が進み、来春、同校を含む3つの小中学校が統合されて新たに小中一貫校ができる。

 新設校は広く大阪市全域から児童・生徒を募集するが「学校の特色を出さなければ来てもらえない」と西原昇区長。そこで白羽の矢を立てたのが朝原氏のクラブだった。目玉と位置付ける出前授業は統合される3校で来年3月まで各2~3回程度行い、4月以降は新設校で頻度を上げて実施したい考えだ。

 朝原氏は「今の先生は忙しすぎて専門的な勉強ができず、部活動で十分に教えられないケースがある」と指摘し、専門家による授業の有効性を説く。「こういう活動がどんどん広がればいい。選手時代の経験も生きてくる」と、学校との連携拡大に意欲を見せている。

(合六謙二)

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