韓国CJグループ、ベトナム物流会社を買収

2017/10/5 23:00
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CJグループ(韓国の中堅財閥)はベトナム最大の物流企業ジェマデプトの海運物流子会社の株式を50%以上取得した。買い取り額は公表されていないが、内部関係者の見積もりでは1億2000万ドル(約135億円)以上になる。

ウォン高も韓国の輸出競争力を低下させている(韓国南部の釜山港)=ロイター

ホーチミン証券取引所に3日提出した書類で明らかにした。

CJグループは世界で5本の指に入る物流企業になることを目指している。CJロジスティクスは過去数年で中国の栄慶物流やマレーシアのセンチュリー・ロジスティクス、アラブ首長国連邦(UAE)のイブラコム、インドの物流企業などを買収した。

ジェマデプトは1990年に創業し、物流、港湾運営、林業、不動産で十数社の子会社を持つ。ベトナムで民営化と上場が予定された最初の3社の一つ。

ジェマデプトの2016年の売上高は前年比4%増の1億6200万ドルで、税引き前利益は5%減の2000万ドルだった。同社は大規模な事業再編や売却を経て、今年の売上高は1億6500万ドル、税引き前利益は2320万ドルと予測している。

CJグループの幹部は3月に記者団に対し、グループにはM&A(合併・買収)のための資金があり、民営化が進められているベトナムの国有企業に関心があると語っていた。CJグループ・ベトナムは年率約30%で成長しており、同国での事業多角化に力を入れている。16年時点でベトナムの農業、エンターテインメント、製薬、小売部門に5億ドル投資しており、これを年内に10億ドルに増やす計画。

CJベトナムは昨年は飼料や農産業、エンターテインメント部門が主に寄与して売上高は7億4000万ドルを超え、税引き前利益は3600万ドルとなった。ベトナムへは1998年にまず飼料部門で進出した。その後、同部門で4本の指に入る企業へと成長し、今年6つ目の飼料工場が稼働を開始した。(ハノイ支局)

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