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高裁の裁判長が現地視察、大川小訴訟

東日本大震災の津波で犠牲になった宮城県石巻市立大川小の児童23人の遺族が、市と県に損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、仙台高裁の小川浩裁判長らが4日、全壊した校舎や、事前の危機管理マニュアルで、原告側が避難路に指定しておくべきだったと主張するルートを徒歩で視察した。

原告側と被告側も同行し、現地での進行協議として実施した。小川裁判長らは主に原告側の説明を受けながら、全壊した校舎を周囲から確認。その後、児童と教員が避難先として目指した堤防付近を経由し、原告側が適切な避難ルートの一つとして挙げる、校庭から約700メートル先の林道付近まで歩いた。

終了後、原告側弁護士は「震災前に検討すべきだった避難ルートを、裁判官にも自分の足で歩いて確かめてもらえた」と話した。長女の未捺さん(当時9)を亡くした只野英昭さん(46)は「こちらの思いをしっかりと伝えられてよかった」と語った。

大川小では児童74人と教職員10人の計84人が犠牲となった。一審仙台地裁は昨年10月、学校側の過失を認め、市と県に14億円余りの賠償を命じた。〔共同〕

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