アマゾンに330億円追徴、ルクセンブルクに指示 欧州委
税優遇「違法」

2017/10/4 18:30
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【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)の欧州委員会は4日、ルクセンブルク政府が米アマゾン・ドット・コムに対し、最大で2億5000万ユーロ(約330億円)の「違法」な税優遇を与えていたと認定した。過去の優遇分などを追徴課税で取り戻すよう同国の税務当局に指示した。欧州委は2014年10月から本格的な調査を進めていた。

欧州委はルクセンブルクが03年からアマゾンに提供していた税優遇が、一部の企業だけを支援して公正な競争を妨げる「国家補助」にあたると判断。国家補助はEU法で禁じられている。

主要20カ国・地域(G20)などを舞台に多国籍企業の税逃れへの監視が世界的に強まる中、EUは域内での税逃れ対策を積極化させている。16年8月にはアイルランド政府に対し、米アップルに最大で130億ユーロの違法な税優遇を与えていたとして追徴課税で取り戻すように指示していた。

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