純米酒、広島産米使う 賀茂鶴酒造 「広島錦」復活
18年の法人設立100年を機に

2017/10/4 2:00
保存
共有
印刷
その他

賀茂鶴酒造(広島県東広島市)は広島県内の農家が生産した珍しい酒米を使用した純米酒「広島錦」を発売した。2018年に法人設立から100周年になる同社は、約6年前から県内の農家に酒米「広島錦」の栽培を復活する企画を進め、実現した。「味わいを大切にした賀茂鶴らしい酒を求め、地元広島の素材と向き合った」という。

酒米の広島錦は昭和の初めころに多く生産されていたが、栽培のしにくさから「幻の酒米」とされてきた。賀茂鶴酒造は山田錦にも負けないほどの酒造の適性を持つ酒米であったため、復活を目指して県内の農家と交渉し栽培にこぎつけた。

原料米として広島錦を全量使用、純米大吟醸(720ミリリットル)と純米酒(1.8リットル)の2種類を発売した。純米大吟醸は全国の酒販店で、純米酒は飲食店でそれぞれ取り扱う。純米大吟醸は1本5400円。いずれも数量限定という。

同社は1873年に創業、1918年8月28日に株式会社となった。

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]