トヨタ系とヤマト、車販売店の部品を共同配送
まず三重県で

2017/10/3 18:50
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トヨタ自動車子会社で車部品販売のトヨタ部品三重共販(津市)と宅配最大手のヤマト運輸は3日、トヨタ車の販売店や整備工場へ車部品を運ぶ共同物流を始めた。ヤマトはトラックの空きスペースを活用し、途中の拠点まで三重共販の部品の配送を代行する。運転手の労働環境の改善につなげる。

ヤマトが今回、配送を代行するのは「津―名張・上野地区」と「津―松阪地区」の2ルート。1日3便ある定期便のうち1~2便をヤマトと共同にする。トラック運転手の労働負担を軽減し、業務効率も改善させる狙いだ。

これまで三重共販のトラックは倉庫から遠方の販売店まで直接、車部品などを運んでいた。ヤマトに途中の配送拠点まで部品輸送を任せることで、トラックの走行距離が短くなり、1台で配送する軒数を増やせる。ヤマトとしてもトラックの積載率を上げることができる利点がある。

トヨタは来年1月以降、全国の他の共販店にも共同物流の取り組みを広げたい考えだ。同社の西利之常務役員は「今後、他業種や他の車メーカーとも地域ごとに協業を進めたい」と話した。

トヨタは全国に34社ある共販店を通じて、約5千ある販売店や整備工場などに車の部品を供給している。トラック運転手の不足を受け、運輸会社と協業することで製品の安定供給を維持したい考えだ。

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