名古屋初の「プリンスホテル」開業 富裕層狙う
プリンスホテルは2日、名古屋駅南側の再開発地区「ささしまライブ24」(名古屋市中村区)で「名古屋プリンスホテルスカイタワー」を開業した。複合施設「グローバルゲート」の31~36階に入居し、計170室を設けた。同社の名古屋進出は初めて。

1泊10万円以上の部屋を市内最多となる19室用意した。最低料金も3万8千円に設定し、企業役員や訪日客の高所得者層を取り込む。同日の開業式典後、赤坂茂好社長は報道陣に「東京、大阪の東西をつなぐ営業地点として重要。出張者やレジャー目的の利用者の増加が見込める」と話した。
部屋からは名駅周辺から栄地区にかけての夜景が楽しめる。宿泊者専用のラウンジやフィットネスルーム、パソコンやコピー機などを24時間使える部屋も備えた。
グローバルゲートの商業施設や国際協力機構(JICA)中部の改装施設も同日、内覧会を開いた。
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